Archive for the ‘Nagios’ Category


Nagiosとは、企業で安心して使用できる(注1)オープンソースの監視システムだ。
以前インストールした3.1.0の日本語パッチの一部に不備があることがわかった。
今回はその修正方法を紹介する。
サービスステータス情報画面の左上に他の画面へのリンク一覧がある。
その一番下のリンクの日本語表記が「このホストの通知履歴」となっているが、これは「このサービスの通知履歴」の間違いだ。
今回は日本語パッチを修正するのではなく、パッチを当てた後のNagiosのソースを修正する。
サーバOSは、CentOS 5.3 である。
※注1:NRIオープンソースマップ(2007年4月版)

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2010 9月 19

NETWAYSPortalとは、Nagiosの監視結果をポータルサイトとして表示するためのアドオンだ。
今回は、前回紹介したNETWAYSPortalの文字化けを予防する方法を紹介する。
TYPO3側の設定を変更するため、実際はTYPO3の文字化け対策といえるだろう。
今回のTYPO3は4.2.14だ。

TYPO3の日本語情報は、まだまだ少ない。
貴重な情報は共有していきたい。
 
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NETWAYSPortalとは、Nagiosの監視結果をポータルサイトとして表示するためのアドオンだ。
今回は、前回紹介したNETWAYSPortalのバックエンドを日本語表示にする方法を紹介する。
NETWAYSPortalのバックエンドとは、TYPO3のことである。
つまり、今回はTYPO3の日本語化ということでもある。

すべて完璧に日本語表示になるわけではないが、大半のものは日本語表示になるので、扱いやすくはなるだろう。
TYPO3自体、日本語の情報が多いわけではないし、最初はかなり苦労する点も多い。
しかし、それ以上に便利な点も多いので、チャレンジして損はないだろう。
今回のTYPO3は4.2.14だ。
 
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2010 9月 6

NETWAYSPortalとは、Nagiosの監視結果をポータルサイトとして表示するためのアドオンだ。
ユーザ毎にそれぞれの監視結果だけを表示させることが出来る。
これを使えば、最近流行りの無料監視サービスを作ることも可能だ。
Nagiosサーバはファイアーウォールの内側に設置し、NETWAYSPortalサーバをDMZに設置して公開することも出来る。
NETWAYSPortalは、ポータルサイトのベースとしてTYPO3を使用する。
TYPO3は、日本ではあまり知られていないが、欧米では非常に有名なCMSで、商用製品と比較しても遜色ないエンタープライズCMSに分類される。
日本語の文献はまだまだ少ないが、かなり高機能である。
また、NETWAYSPortalの画面をフロントエンドと呼び、TYPO3の管理画面のことをバックエンドと呼ぶ。
このブログを書いている現在時点でのNETWAYSPortalの最新版は3.0.1 だ。
TYPO3の最新版は4.4.2だが、NETWAYSPortalとの組み合わせでは、4.3系以上ではエラーが出る。
このため、今回使用するTYPO3は4.2系の最新版の4.2.14だ。
以前、インストールしたNagios(3.1.0)にインストールを行う。
サーバOSは、CentOS 5.3 である。
 
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2010 8月 10

エージェントレス監視とは、監視対象にエージェント(プログラム)のインストールが不要な監視方式だ。
Nagiosで言えば、Nagios Pluginsがエージェントに相当する。
従来は、監視システムといえば、監視対象にエージェント(プログラム)をインストールするエージェント方式が一般的だったが、最近エージェントレス方式の監視システムが注目を集めている。
 
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今回は、NagiosでSNMPトラップを受信する方法を考える。
ネットワーク機器の監視によく利用されるSNMPだが、NagiosはSNMPマネージャとして使用するように設計されていないため、SNMPトラップの受信機能はないが、パッシブ監視を利用して実装することができる。
そのためには、まずNagiosサーバにSNMPトラップを受信する機能と受信したSNMPトラップをNagiosが検知できる形(監視ステータス)に変換する機能を実装しなければならない。
SNMPトラップを受信する機能はsnmptrapdを使用し、受信したSNMPトラップをNagiosが検知できる形(監視ステータス)に変換する機能はSNMPTT(SNMP Trap Translator)を使用する。
snmptrapdは、net-snmpに含まれている。
このブログを書いている現在時点でのSNMPTTの最新版は1.3 だ。
以前、インストールしたNagios(3.1.0)にインストールを行う。
サーバOSは、CentOS 5.3 である。
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2010 7月 4

NSCAとは、Nagios Service Check Acceptorの略で、監視対象サーバにインストールされた監視エージェント(send_nsca)から送られてくる監視結果をNagios側にインストールされたNSCAデーモンで受信するという監視形態をとるためのアドオンだ。
Nagiosでは、今までのようにNagios側から監視対象サーバにアクセスする監視のことをアクティブ監視といい、NSCAのように監視対象サーバ側から監視結果を送ってくるような監視をパッシブ監視という。
今回は、このパッシブ監視を行うためのアドオンであるNSCAのインストール方法を紹介する。
NSCAは、NRPEと同様にNSCAデーモンと監視エージェント(send_nsca)間の通信を暗号化できる。
このブログを書いている現在時点でのNSCAの最新版は2.7.2 だ。
以前、インストールしたNagios(3.1.0)にインストールを行う。
サーバOSは、CentOS 5.3 である。
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NagiosGrapherとは、Nagiosが出力したデータをグラフ表示するためのアドオンだ。
今回は、NagiosGrapherのグラフにWARNINGやCRITICALなどの閾値(しきい値)ラインを表示する方法を紹介する。

監視グラフを見ていると、現在の閾値(しきい値)がどのくらいで、その閾値(しきい値)まであとどのくらいなのかが気になる場合がある。
そんなときには、前回『NagiosGrapherのグラフ設定ファイルの設定方法』で書いたNagiosGrapherのグラフ設定ファイルを編集すれば、NagiosGrapherのグラフにWARNINGやCRITICALなどの閾値(しきい値)ラインを表示することができる。
今回使用したNagiosGrapherのバージョンは、前回同様 1.7.1 だ。
 
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NagiosGrapherとは、Nagiosが出力したデータをグラフ表示するためのアドオンだ。
NagiosGrapherは、パフォーマンス情報を出力しないプラグインでのサービス監視もグラフ表示させることができる。
一方、PNP4Nagiosでは、パフォーマンス情報を出力しないプラグインでのサービス監視はグラフ表示させることができない。
前回『NRPE_NT(0.8b)のインストール』で紹介したNRPE_NT Plugin(nrpe_nt_plugins.zip)は、パフォーマンス情報を出力しないプラグインである。
つまり、PNP4Nagiosではグラフ表示させることができない。
こんな時には、NagiosGrapherが便利である。
今回は、NagiosGrapherでNRPE_NT Pluginの監視データをグラフ表示させる方法を紹介する。
今回使用したNagiosGrapherのバージョンは、1.7.1 だ。
 
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2010 5月 19

NRPE_NTとは、NRPEのNT版だ。
WindowsNT、Windows 2003 Server、Windows XPにインストールして使える。
NRPEと同様に、Nagiosと監視対象Windowsマシン間の通信を暗号化できるという機能を持つ。
(但し、別途OpenSSLが必要)

このブログを書いている現在時点でのNRPE_NTの最新版は0.8b だ。
今回は、NRPE_NT Plugin もインストールを行う。
手持ちのPCにインストールを行う。
OSは、Windows XP である。
 
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