2010 3月 14

NagiosQLとは、Nagiosの監視設定をWebインターフェースから簡単に行えるアドオンだ。
今回は、以前このブログで紹介したNagiosQL(3.0.3)の日本語化をやってみたい。
個人的にはNagiosQL(3.0.3)は日本語化しないほうが使いやすいのではないかと思っている。
なぜなら、Nagiosのマニュアルに書かれている設定キーワードとの比較がしづらくなるからだ。
まぁ、この辺の感性は個人差があるのでなんともいえないが、少なくとも選択肢が広がることはいいことなので紹介しておく。
 



 

ダウンロード

NagiosQLの本家サイトにある日本語バイナリファイルをダウンロードする。
 
●NagiosQL日本語バイナリファイル : ja_JP.mo (Translation
 
ja_JP.po のほうは、テキストファイルで、ja_JP.mo の元ファイルだ。
ja_JP.po を書き換えて、下図の参照ボタンを押してアップロードし、コンパイルすれば、ja_JP.mo を作成することもできる。
 
図1:NagiosQL3 Translation
図1:NagiosQL3 Translation

 
とりあえず、今回はNagiosQLの本家サイトにある日本語バイナリファイル(ja_JP.mo)を使用する。
 

インストールマニュアル

明確なマニュアルといえるようなものはないが、NagiosQLの本家サイトのFAQに『How do I localise NagiosQL to my language?』というページがある。
 

日本語バイナリファイルのインストール

NagiosQLの言語関連の設定はlocaleディレクトリに集約されている。

/var/www/html/nagiosql3/config/locale/言語ディレクトリ/index.html
/var/www/html/nagiosql3/config/locale/言語ディレクトリ/LC_MESSAGES/index.html
/var/www/html/nagiosql3/config/locale/言語ディレクトリ/LC_MESSAGES/言語バイナリファイル(.mo)
 
上記のindex.htmlは、いずれも空のファイルだ。
言語ディレクトリには、デフォルトでは以下のものが設定されている。
 

drwxr-xr-x  3 apache apache 4096  5月 20  2009 de_DE
drwxr-xr-x  3 apache apache 4096  5月 20  2009 en_GB
drwxr-xr-x  3 apache apache 4096  5月 20  2009 es_ES
drwxr-xr-x  3 apache apache 4096  5月 20  2009 fr_FR
drwxr-xr-x  3 apache apache 4096  5月 20  2009 it_IT
drwxr-xr-x  3 apache apache 4096  5月 20  2009 pl_PL
drwxr-xr-x  3 apache apache 4096  5月 20  2009 ru_RU
drwxr-xr-x  3 apache apache 4096  5月 20  2009 zh_CN

 
まずはNagiosQLのlocaleディレクトリに日本語用のディレクトリを作成する必要がある。
一番手っ取り早い方法は、いずれかの言語ディレクトリをコピーして、言語バイナリファイル(.mo)を置き換えてしまう方法だ。
今回は英語用ディレクトリ(en_GB)をコピーして作成する。
 

# cd /var/www/html/nagiosql3/config/locale
# cp -R ./en_GB ./ja_JP
# cd ./ja_JP/LC_MESSAGES
# wget http://www.nagiosql.org/translations/ja_JP.mo
# rm -rf ./en_GB.mo

 

translator.phpの書き換え

次にNagiosQLのプログラム/var/www/html/nagiosql3/functions/translator.phpを書き換えて、作成した日本語用ディレクトリを有効化しなければならない。
translator.phpには多言語対応が想定されており、すでに日本語対応用のソースがコメントで記述されている(175~177行目)ので、この部分を有効化してやればよい。
但し、今回の場合は以下のように [‘ja’] となっている部分を [‘ja_JP’] と書き換える必要がある。
 

  //  // Japanese
  //  $supportedLanguages['ja']['description'] = gettext('Japanese');
  //  $supportedLanguages['ja']['nativedescription'] = '日本語';
     ↓
  // Japanese
  $supportedLanguages['ja_JP']['description'] = gettext('Japanese');
  $supportedLanguages['ja_JP']['nativedescription'] = '日本語';

 

NagiosQLの設定変更

あとは、NagiosQLのWebインターフェースで言語設定をJapaneseに変更すればOK。
Administration → Settings とクリックしていき、下図のようにLanguageメニューに新たに表示されるようになったJapaneseを選択。
 
図2:NagiosQL3設定画面
図2:NagiosQL3設定画面

 
Saveボタンを押すと以下のように日本語表示に切り替わる。
 
図3:NagiosQL3設定画面(日本語表示)
図3:NagiosQL3設定画面(日本語表示)

 

 


Categories: Nagios ,NagiosQL


Comments are closed.