今回は、NagiosでSNMPトラップを受信する方法を考える。
ネットワーク機器の監視によく利用されるSNMPだが、NagiosはSNMPマネージャとして使用するように設計されていないため、SNMPトラップの受信機能はないが、パッシブ監視を利用して実装することができる。
そのためには、まずNagiosサーバにSNMPトラップを受信する機能と受信したSNMPトラップをNagiosが検知できる形(監視ステータス)に変換する機能を実装しなければならない。
SNMPトラップを受信する機能はsnmptrapdを使用し、受信したSNMPトラップをNagiosが検知できる形(監視ステータス)に変換する機能はSNMPTT(SNMP Trap Translator)を使用する。
snmptrapdは、net-snmpに含まれている。
このブログを書いている現在時点でのSNMPTTの最新版は1.3 だ。
以前、インストールしたNagios(3.1.0)にインストールを行う。
サーバOSは、CentOS 5.3 である。
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NSCAとは、Nagios Service Check Acceptorの略で、監視対象サーバにインストールされた監視エージェント(send_nsca)から送られてくる監視結果をNagios側にインストールされたNSCAデーモンで受信するという監視形態をとるためのアドオンだ。
Nagiosでは、今までのようにNagios側から監視対象サーバにアクセスする監視のことをアクティブ監視といい、NSCAのように監視対象サーバ側から監視結果を送ってくるような監視をパッシブ監視という。
今回は、このパッシブ監視を行うためのアドオンであるNSCAのインストール方法を紹介する。
NSCAは、NRPEと同様にNSCAデーモンと監視エージェント(send_nsca)間の通信を暗号化できる。
このブログを書いている現在時点でのNSCAの最新版は2.7.2 だ。
以前、インストールしたNagios(3.1.0)にインストールを行う。
サーバOSは、CentOS 5.3 である。
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